嘘か真実 / 三成×政宗

 

 

「伊ぁ達ぇまぁさぁむぅねぇ!」

「what?! 何事だ?!
…石田三成?」
「貴様! おなごであったとはまことか!」
「どう考えても嘘だろ」
「憶えてはいないが私は貴様に重傷を負わせた身!」
「憶えてねぇのかよ」
「ならば男として責任をとらねばなるまい!
貴様私の嫁に…
…嘘、だと?」

「大嘘だ。誰に吹き込まれたのか知らねぇが」

「なん…だと?
私を謀ったと言うのか? あの形部が…!」
「あー、アイツか。
……多分、謀ったんじゃなくて
アンタにもっと肩の力を抜いて貰うための
軽いjokeのつもりで言ったんじゃねぇか?
信じねぇだろ普通」
「貴様! 私が普通ではないとのたまうか!」
「安心しろ。俺も自分を普通だと思っちゃいねぇ」
「…気を遣うな。虚しくなる」
「そりゃsoryy」

「………」
「どうした?」

「何故だ。私は何故、少し残念な気がしているのだ」

「……!」

「騒がせたな、伊達政宗」
「否…
…ah、ちょっと待て」
「どうかしたのか」
「今度は普通に遊びに来な。 もてなしてやるぜ?」
「……?!」


「…刑部」
「戻ったか三成。
さっきのはほんの冗談であったのだが、よもや」
刑部。
どうしたらいい。
私は…あの男が欲しくなった。」
「……そうか。それは良かった」
「良かった、だと?」
「欲しいならば奪えばよい。
何も難しくはなかろ?」
「…奪う、か……だが私は…」
「手に入れたいのであろ?
思うところがあったとてその後に考えれば良かろ」

「…そう、だな。そうするか」


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んで政宗に盛大に睨まれるんだ。

三成に関してはどうしても大谷が暗躍します。


                        【20110228~20110411;拍手御礼用】