Logo×packagE

 

「どうした小十郎。
随分小難しい表情じゃねぇか。
まあある意味通常営業中か」
「政宗様。
いえ。これなのですが」

「ah？
なんだ、２じゃねぇか。最早懐かしいな」
「そうですね。
この機種での新作はもう出ないとの話ですし。
いえその話ではなくて、
この表紙の事なのですが」
「ジャケットか？ 前田の風来坊だがそれがどうした」
「はあ。
弐の主人公はこの風来坊と聞き及んでおりますゆえそれは良いのです。
例え政宗様の方が存在感パなくても」
「いやその言い方良いと思ってねぇだろお前。
つかパないってなんだ。
で？」
 「しかしこの表題…
伊達家の家紋で御座います」
「ああ。ロゴの後ろな。
まぁアイツの家紋みてぇなのって確か『恋』だったからな。
それを使ったら何のＧＡＭＥだっつー。
だがなら前田家の家紋でもよさそうなもんなのにな」

「他は政宗様のお姿がありますゆえ問題ございませぬが、
前田慶次独りに伊達の家紋でまるで
この風来坊が伊達軍の者のようです」

「いーじゃねぇか。」
「政宗様っ？」

「アイツがウチの軍に入るなんて願ったりだろ。
ああ見えて腕は立つしな。
で、小十郎。
これのご当地キャンペーンってのを知ってるか？」
「は。
購入した地によって武将が違う表紙を進呈した、と言うものだったかと。
勿論奥州は政宗様でございました」
「結構大雑把に分けてたけどな。
そっちだと確かちゃんと前田の家紋なんだよな。風来坊の後ろ。」
「はぁ。」
「まぁそれはともかく、それにも伊達の家紋のロゴマークがあるわけだ。
まあ背後にはでっかくそれぞれの家紋があるんだが」
「そうですね。それが…？」

「つまり、真田幸村、竹中半兵衛、島津のオッサン、西海の鬼、
毛利元就、あと大猿も、
伊達にくだってるってことだ！」
「政宗様。それはさすがに極論かと。
それでは石田や徳川もそうなりませぬか」
「英雄外伝はお前なんだが問題ないんだな」
「この小十郎の命は、もとより政宗様のものですから」

「いやはや。なかなかに面白い論理だ」
「っ！　テメエ、」
「松永久秀…！　いつの間に！」

「それで、この度出る『宴』とやらに私が配された場合
卿の軍に入れてくれるのかね？」

「御免こうむる」
「断じて却下だ」
「おやおや即答とは」


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いや。２とか３で主人公が慶次とか家康だってんなら
ロゴ変えろよ、とちょっと思っただけです。

今更ネタだけれど、今だから松永さんを出せたんだぜ。
でもさすがにパケ絵のメインには来ないよな？